高齢者の高額医療費
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医療保険の仕組みは、非常に細かく複雑で利用者にとってはなかなか分かりづらいところがあります。
うまく利用すれば得することもありますが、知らないでいると損することもあるかもしれません。保険制度についておおまかなところは、できるだけ知っておくようにしましょう。
2008年度の大きな改正点としてあげられるのが老人保健制度です。70歳から74歳の一般の人は1割負担から2割負担にあがります。
年をとればとるほど病気になりやすく、また治りにくいもの。そして、医療費はだんだんとあがっていくと考えられます。1割とはいえ、医療費があがるのは不安ですよね。
そんなときに利用したいのが、高額医療制度です。
高額医療は、限度額以上の負担金を払った際に利用できるものです。通院はもちろん入院でも利用できます。また、同一世帯なら夫と妻の医療費を合算することもできます。
具体的に説明しますと、仮に70歳以上の夫婦が1ヶ月のうちに、通院治療で一人あたり20000円の高額な医療費をそれぞれ支払ったとしましょう。
夫婦が一般所得者なら、1人あたりの限度額は12000円と決められています。計算式にあてはめると、20000円から12000円を引いて高額医療費は8000円となります。
夫婦2人分ということになりますので、8000円を2倍してこの夫婦への総支給額は16000円となります。これは通院の場合ですが、入院などがあると金額は異なります。
ただし、高額医療は基本的に自分で申請しなければなりません。国民健康保険加入者は市町村へ、社会保険加入者は社会保険事務所に申請しましょう。
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